中国に駐在する日本人の間で中国政府による「ランク付け」が話題になっているそうです。
日本人の間では頗る不評の様ですが、私個人的には自国民以外を居住させる政府側の対応として的を得たものではないかと感じます。
所属する企業、学歴、文化水準、年齢、資産・・・等々が評価対象になる様です。諸々の条件の中、如何ともし難いものもあります。しかしその評価対象にも含まれる、「語学力」というファクターについては以前から不自然さを感じています。
中国のみならず、欧米以外の国に駐在する日本人の現地言語習得レベルが、あまりにもお粗末である、という点。勿論、現地法人で働く現地社員は日本語も流暢にあやつり、恐らくは英語のレベルも日本人のそれよりは高いレベルにあろうと想像できます。よって現地言語、例えば中国との合弁企業で中国語を習得する必要は無いに等しいのかもしれません。然し。
居住する国の言葉を覚えるかどうかは、覚えようとする気持ちが有るかどうかは、その国に対する熱意や思い入れの強弱ではないかと考えます。その国や、そこに住む人々をより深く理解しようという気持ちがあれば、言語を学ぼうとする気持ちは自ずと芽生える筈。物見遊山の旅行客ならまだしも、経済活動の前線に立つ駐在員が現地の言葉も、からっきし理解できない・・・そんな状態で信頼関係を構築するという事に無理があると思うのですが。
偏った考えと思われるかもしれませんが私からみれば・・・我々の地元にも生産工場のある自動車メーカーMを吸収?した某Nの親分G氏など、全くもってお話にもならない。既に何年、我が国の会社に関わって来たのか?日本と所謂WinWinの関係を作る意思があるのか?まぁ、日本人への「情」まして敬意など、欠片も持ってないことは想像に易い・・・とまぁ話は反れましたがこの・・・ランク付け。
実は様々な国で、そしておそらくは日本でも既に実施されていることと思われます。これほど個人情報が流出し、データーを収集管理することが容易になれば、国を司る「ある種の機関」にとっては、これをランク付けに利用しない手はありません。それを一般国民が気付いてないだけではないでしょうか?まぁ、私の様な立場で仕事をし、社会生活を営む者にとっては別に構わないことですが。
ちなみに・・・時々出かける中国や韓国にとって私など、ABCランクのCであることは間違いなし。何しろ、旅行中、外貨での消費があまりにも少ない旅人なのですから(笑)。