昨日は広島県の松永でK社の技術講習会。朝から雨模様でしたが、カッパ着てバイクで出かけました。片道1時間半。国道二号線をひたすら西へ。毎度慣れ親しんだ道ですが、福山市中心部を通りかかった時、道路脇のビル一階に見慣れない赤に大きな看板が。。。。
どうやら中国物産を扱う店。まだ時間が早く開店していなかったので帰りに立ち寄ることに・・。
講習は3時過ぎに終了、そこから例の店まで約20分くらい。道端へバイクを止めて店内へ。中にはテレビで映画(中国の)を見ながら店番をする女性がひとり。
「いらっしゃいませ」
足を組んだまま、チラリと私を一瞥し、その視線はすぐにブラウン管へ。
狭い店内ではありますが様々な中国食品が並んでいます。ザーサーイや瓜子(ひまわり)など数点を手に勘定を済ますべく店員のもとへ。そっけない調子で・・・
「***円です」
お釣りを貰ったとき、上手く受け取れずバラバラとこぼしてしまう・・。
店名から出身地を察し、訪ねたところ
「そうです」
終始、足を組んだまま、映画のストーリーの展開が気になるようで。
このような対応に腹を立てた訳ではありません。私はその店員に社会主義の色濃かった80年代の中国を思い出しました。
お客よりも、同僚とのおしゃべりに夢中だったり、編み物に熱中していたり・・・。そうそう、お釣りを乱暴に返されて、落ちた硬貨を拾ったことも度々・・。タイムスリップしたようで何だか嬉しくなりました。
品物は安く、興味深いものもあるので次回通ったときにも又寄って見たいと思います。