大通りの両脇に、沢山のお寺が並ぶ、文字通りの寺町を歩く。そして程近い、西茶屋街を散策する。金沢市内には数箇所、このような茶屋街の町並みが保存され、今も料亭や旅館など本来の機能を果たしています。さすが百万石の城下町!
粋な遊びを楽しんだ、かつての人々に思いを馳せながら、のんびり歩く。こちらも日曜日の夕刻とあってか、観光客は殆ど見えませんでした。
それから対岸に戻るべく犀川大橋を渡って、繁華街、片町へ。歩き疲れた足を休めるべく近所のデパートのベンチで休憩。陽の暮れかかる時間でも一向に気温は下がらず、暑かったです。
早くビールでも、きゅーっ!と飲んで、美味い魚を食べたいと、再び通りへ出る。裏路地を歩いていると、おやっ?こんな一角が・・・。武家屋敷ですね。ちょんまげを結わえた侍が、出てきても、おかしくない、威厳ある門や壁が続きます。
水路を跨ぐ橋の欄干には、白人観光客が二人。お互い目と目で挨拶。暮れゆく武家屋敷の風景に見入っていました。どこの国からのお客様かしりませんが、彼らの心にも深く焼きつく風景になったことでしょう。
そして数件の料理屋さんを覗き込み雰囲気、客層をチェック。中々私のような貧乏一人旅行者が入れる店を探すのも難しいもので。結局大衆的な、こちらのお店へ。
川端鮮魚店!
元気の良いスタッフと、店名に恥じない新鮮な魚。地酒とともに美味しくいただきました。