今朝のラジオ放送で、どのような外国語上達には、どのような学習方法が有効か?という問題が提議されていました。外国語の学習・・・・。若いころ、縁があり中国語を多少学習した立場から、私なりの意見をひとつ・・・。
よく整理された参考書、優秀な指導者、学習プログラム。もちろんとても大切なことかもしれませんが、実はもっと大切なことがあるように感じます。
情熱、忍耐、執着。スマートな情報社会に成長した21世紀には似つかわしくない、アナログな言葉たちですが、これらこそが、ある一定の年齢になって以降、外国語を習得しようとする学習者を支え導くものだと信じています。
今、不惑の歳を過ぎ20数年前の、あの時代を振り返ると、私の中国語学習を支えたものは、ある一人の教師への想い、情熱でした。試験でよい成績をとり、喜んでもらいたい。自分の意思を少しでも伝えたい、そして彼女の言葉を、もっと受け入れたい・・・。
立場や民族の違いはあれ、あの頃、まだ若かった彼女への情熱あればこそ、書き取りや、例文作成、音読、暗誦といった忍耐を要する単調な学習に取り組めたのだと思います。
私も現在、旅を前に韓国語を学習しています。旅を終えてからも学習を続けるのか否かは、自分でも分かりません。今回の旅で、どんな出会いがあり、思い出を作ることが出来るのか・・・。それ次第なのでしょう。
人との出会い・・・。勿論今となっては、若い女性で無い方が無難・・・なのですけどね(笑)