次なる目的地は、東大門近くの、タッカンマリ通り。タッカンマリとは、まるごと一匹の鶏を煮込んで作る鍋料理。日本でも有名な、サムゲタンとは、ちょっと異なる大衆的な鍋料理。その店が軒を連ねるのが、通称タッカンマリ通り・・・です。
地図を見ながら、ウロウロする一行。なかなか場所が特定できません・・・・。
ようやく発見!通り・・・とは名ばかり。路地裏という表現の方が適切ではないかと思います。
この写真は、
ソウルナビさんからいただきました・・・。
店の入り口から、元気な、アジュンマに声をかけられます。その中でも最も、おとなしい?おばちゃんの店を選び入店。椅子席、座敷ほぼ満員の繁盛振り。
我々は座敷席の一角を陣取ることに成功。5人で2鍋を注文。もちろん、焼酎とビールの注文も忘れません。
下ごしらえは、バッチリなのでしょう。すぐに鍋がセッティングされました。煮えるまでの間、一緒についてくるパンチャン(おかず)で一杯、又一杯・・・。
頃を見計らって、お店のおばちゃんが、チョキチョキっと、はさみでカットしてくれます。
「これはもうOK・・・。これはまだ・・・」
食べごろを逃さない様、親切にタイミングを教えてくれます。
生姜とニンニクの効いたスープで煮込まれた鶏肉に、唐辛子のタレをつけていただきます・・・。美味い!!!
脇役のトックや野菜もいい味出してます。
盛り上がる我々の席。お隣さんは男一人、女二人の3人組。我々の鍋を見て、クレーム?をいただきました。
「そんなスープの色じゃダメだ。俺たちのスープを飲んでみろ!どうだ?」
唐辛子とキムチを、がっつり追加して煮込まれたスープは・・・ううっ、辛いけど、ウメえ~!
「アジョシ、ウリハゴ カッチ コンベ ハプシダ!」(おじさん、一緒に乾杯しよう!)
焼酎で乾杯し、打ち解けた雰囲気に。
我々も負けじとキムチを投入。〆のククス(面)まで完食し、お腹も心も満腹。
現地の方々と、こんな交流ができるのも自由な旅の醍醐味ですな。