昨日仕事場のラジオで久しぶりに聞いたこの曲・・・
浜田省吾 僕と彼女の週末に
折しもテレビ、新聞などマスコミの報道も、原発の問題がトップ記事。
原子力発電・・・。80年代後半、既に彼は科学に対する人間の誤った驕りを指摘が、どのような結末に結びつくのかを感じていたのでしょう。
恐れを知らぬ 自惚れた人は 宇宙の力を 悪魔に変えた・・・(歌詞引用)
以前、誰の言葉だったのか、出典あいまいですが、以下のような言葉を見聞きしたことがあります・・・
科学には大きく分けて2種類ある。先ず一つ目は、人間を幸せにするためのもの。そしてもう一つは人を悲しみに陥れるためのもの・・・。
原発の開発という行為がどちらに向かっているのか私のようなレベルでは理解、判断できませんが、現段階では、少なくとも日本のある一定地域において甚大な被害を引き起こしているとこは事実。
そもそも原子力による発電は50年代から、旧ソ連、欧米で始まったもの。わが国では60年代に入ってから。それまで人類は原子力発電に依存しない生活が出来ていたのです。
昭和で言えば・・・40年代の前半の消費電力に戻せば原子力は要らないということなのでしょうか?石油や石炭といった天然資源埋蔵量との絡みもあるので一概には言えないのでしょうけど・・・。
確かに私自身でもごく幼い頃を回想すると、今風に言えば、エコな生活をしていた気がします。
家は一間のみ。食事も団欒も寝るのも全てその一間。風呂は銭湯。電話は近所の親戚の家で拝借。家電製品も最低限で、その当時の消費電力は、たかが知れていたと想像されます。母親は家事等の負担が大きかったと思いますが子どもだった私は貧しいとも感じず楽しい幼少時代でした。
昔(人類の歴史から言えば、昔とも言えない僅かな一瞬ですが)に戻ることは出来ないのかもしれませんが、原子力に頼り、快適な生活をするのは、例えば・・・
美味しいものを、たらふく食って、毎日ゴロゴロしていたい。でも痩せたい!
などと理不尽な願望をいたきながら、怪しいサプリメントを飲んでいる人・・・みたいな気がします。ちょっとヘンかもしれませんが、不健全であることは同次元ではないでしょうか?
まあ、ともかく、よく分かりませんが私はなるべく健全に生きてゆきたい!と願っています。
愛するこころを、次の世代に受け継ぐためにも・・・。