お腹を満たした後、スクーターに乗せてもらってホテルに戻る。
C氏所有のスクーターですが、キムコの随分古いモデル。もう10年以上乗っているとのこと。外観は失礼ながら相当傷んでいますが、好調そのもの。どれくらい乗っているの?とオドメーターを見てみると約20000km。案外少ないねぇ、と思って訊ねると、既に1周しているよ、とのこと。
おおっ!120000km?消耗品以外、特に大きな修理をした記憶はないそうです。へぇ~、信じられな~い。でもホントの話です。細かいことを言えば、キリがない状態だと察しますが、最低限のメンテナンスを怠らなければ、スクーターでもこんなに乗れるのかと、ちょっとビックリ。
ホテルの部屋に戻り、まったりしかけたのですが、どうもワクワク感が冷めず、再び町へと繰り出すことに。
地図で確認すると、歩いていけそうな夜市は・・・
師大夜市!
近所に大学の多いロケーションで、観光夜市にはない、楽しさが味わえる・・・とのこと。方角を確かめて、歩を進めること30分。入り口らしき場所に到着。おおっ、確かに若者が多く、にぎやかな通りです。
さすがに遅い時間で、食べ物屋台は閉店準備中の店舗も見えましたが、仲間と楽しそうにおしゃべりしながら夜の時間を過ごす学生たちと同じ空気を味わえたひと時。帰り際、コンビニで台湾ビールを買って、飲みながらホテルへ。南国の、ほの暖かい夜の風。漢字だらけでケバケバしい色彩の看板。すれ違う人たちが声高に喋る現地の言葉・・・異国に居ることを感じるひと時。有名な観光地なんかより、むしろ、こんな瞬間に感じる情緒が、たまらなく好きです。
ホテル帰着は深夜1時半ごろ。バスタブに湯を溜めて、汗を流す・・・。下着を着替えて横になったベッドのサイドボードには・・・コンドームが一袋。現地のカップルが楽しい夜を過ごすことも多いのでしょう(笑)。
部屋は4階。外を走るバイクや車の音を聞きながら眠りに就きました。