睡眠時、よく夢を見る私ですが、昨日もちょっと変わった夢を見ました。
バイク屋稼業20ウン年になりましたが、夢の中では何があったのが、急遽転職。大型トラックの運転手の修行中・・・でした。
先輩が横について大きなハンドルを必死で回している私。あぜ道の様な狭い道をブンブン飛ばしています。
プロの運転手・・・。購読している地元山陽新聞朝刊で連載が続いている村上龍氏の小説に影響されたのかもしれません。現在の章の主人公は元長距離トラックの運転手。豪快に全国を駆け回った自身にとって黄金の日々の回想しながら一人アパートで無聊の日々をやりすごす。
第一回から漏らさず読み進めています。結構面白いので、皆さんもよろしければいかが?
確かに長距離運転手は過酷な労働でしょうが、或る意味、随分魅力的な職業にも思えます。特にトラックは荷物を積み込み走り出せばコクピットは自分だけの世界。ラジオや音楽、仲間との無線交信などを伴に移動。時には土地の名物を食したり、同業の仲間たちと交歓することもあるでしょう。
私の友人、お客様にも何名かのプロドライバーがいます。彼らは皆、口を揃えて賃金の安さに嘆いています。氏の小説にも書かれていた・・・
「富が下部に分配されない」社会構造。一部の資本家、富裕層が富を独占するこの傾向は、我が国に於いて様々な方面で規制緩和が行われて以来、更に激しくなった様に思えてなりません。
共存共栄・・・。私の好きな言葉の一つです。
より多くの人々が潤うのであれば、多少の必要悪は存在してよいのでは?
我が国の内閣も一新されました。清廉潔白とは言えない部分は「多少」有ったとしても、国民にメリットを還元できる手腕を持った「先生」方に是非、陣頭指揮をとっていただきたいのもです。
気が付けば随分脱線しましたが・・・。
そうだ!旧知のH(私と同年)さんが最近、トラック運転手からバス会社に転職されましたわ。バスの運転手どうよ?って聞いてみましょうかねぇ。