お勘定を済ませユジン食堂を出たところで、先ほど私たちの横で一人食事をしていたお爺さんに話しかけられました。かつて日本に住んでいたとのこと。氏の案内で、ほど近い楽園洞地下市場を訪ねる。観光客が多く訪れるメジャーな市場とは異なるディープな雰囲気、匂い、並んでいる品物。豚の頭部程度で、ひるんでいては、この市場を散策することはできません。食堂エリアの値段も随分リーズナブル。お腹に余裕あれば、何か食してもよいのですが、その後の楽しみもありますので・・・。
再び地上に上がり、お爺さんと握手して別れる。親切な方との温かい触れ合い。政治?貿易摩擦?そんなモン、我々一般庶民にはカンケーなしです。両国国民の友好万歳!
そこからは細い路地をたどる。自転車を押して歩くのが精いっぱい程度の路地が複雑に入り組んでいるこのエリア。開いている窓や玄関から、生活のワンシーンを盗み見ながら、方角は目指すインサドンへ。
平日の昼間でも結構な人出。さすがソウルを代表する観光スポットです。特にお目当てのショッピングも無い我々ですが南、チョンノ方向に戻りながら通りの左右をウィンドショッピング。
そして徒歩で一路、東へ。次に目指すは一昨年も訪ねた「広蔵市場」。
ここの市場のウリは中央部にある食事エリア。キムパブ、スンデ、トッポッキ、メウンタン、チャプチェ、ピンテドック、ジョン・・・。韓国の所謂B級グルメが勢ぞろいです。
ぐるり見渡した中で一軒のお店?を選び着席。スンデとチャミスルを注文。そして乾杯!
無数に並ぶ屋台、軒を連ねる食堂・・・。知らない街で、いざ食事をする際に、どのお店を選ぶのかは、結構重要な問題ですね。しかしそこは万国共通、地元客で賑わっている店にハズレなし!
同じ時間帯、エリアでもお客さんの「入り」は随分差があります。お店がキレイ・・・とか、日本語メニューがある・・・とか、そんなことは置いといて、とりあえず繁盛している店に入ればダイジョウブですよ~。