西日本の空の玄関口、関空を起点に便数を拡大するピーチ航空。日本を代表するLCCであるこの会社から発表される価格にはいつも驚かされます。今年の夏、ソウルへ出かけた際、初めて利用しましたが、十分に快適な空の旅を楽しむことができました。
今回もキャンペーン価格が提示されており、ソウルは片道3000円以下、台北でも5000円以下でのチケットが用意されています。
今年は中韓両国との間で再沸騰した領土問題の影響で中国、韓国への渡航者が激減しているとのこと。新聞や雑誌の紙面からも中韓両国へのパッケージツアー広告が姿を消しました。個人旅行での利用も大幅に減少していると思われます。
私が思うに・・・。現在、LLCを利用して旅をしている人たちの少なからずは旅慣れた「旅客」だと思います。おそらく韓国や中国は過去に訪れたこともあるであろう旧知の地・・・ではないでしょうか?かの地で過ごした楽しかった日々を是非思い出してください。そして偶然出会い、お世話になった方たちを思い出してください。報道には偏りもあり、全ての人々が反日感情を抱いているとは思えませんし、思いたくありません。
旅を愛し「出会い」を愛する我々に出来ること。今だからこそ、中国、韓国を訪ね、現地の方々と触れ合い、数多の国民の一人でも二人でもいい、共にアジアで生きる庶民として抱くべき「親しみ」を共有すべきではないでしょうか?
中国に、韓国に、そして「旅」することで多くを学び、成長させていただいた恩返し。今だから中国へ、今だから韓国へ・・・。そんな気持ちで次の旅への思いを膨らませています。