今朝、天体望遠鏡を話題にしましたが、自身の遠い過去、幼い日の思い出の糸を手繰っていると、こんな言葉も思い出しました。
クシムナレー
月光の東・・・。宮本輝氏の小説に出てきた言葉。小説の内容は割愛しますが、その言葉の意味は・・・9兆4670億キロメートル。光が1年で進む距離、すなわち1光年をキロメートルに換算した数字。文字通り天文学的な数字ですね。
9467000000000km
我々に今届いている星々の光。その瞬きは速度をもってして何万年、何十万年の旅を経て私たちの天上を彩っています。宇宙の壮大さを感じると同時に、人の営みの儚さを思わざるを得ません。
記しながら遠い昔の様に感じた私の幼少時代も宇宙規模で考えれば・・・目に見えない塵にも値しない程の短さですね。
早ければ今週末には到着予定の望遠鏡。私にとっては久しぶりの「再会」に心弾ませています。