昨年末に触れた情報断食、、、の影響を受け今回の旅はガイドブックやタブレットを持たずに過ごしました。携帯電話は昔、旅を終え帰国したら親戚が亡くなって葬儀も済んだ後、、、って苦い思い出があるので着信専用で持参。頼りにしたのは予め調べメモに控えた時刻表と行き先の地図を略して書き留めたもののみ。あとは成り行き任せ。結果、それで十分用は足せました。荷物も軽くて快適そのもの。分からないことがあれば地元の人に聞けばよし。それも又、出会いにつながることもあります。
しかし電車内を見渡せば隙間の時間を情報の摂取で埋めている方の多いことに改めて気づかされました。別に否定ではありませんよ。
車内で目に入った旅行代理店の広告。若者向けのアメリカツアーが紹介されてました。そのキャッチコピーは
自分が小さいと感じられたら その旅は成功だと思う。
私も同感。圧倒的な自然の懐に抱かれることは無くとも情報から解き放たれることで結構簡単に自分の「小ささ」を感じることができます。私も二日間、大都会である種の孤独感を感じました。ってことは、この旅も成功だと言っても良いのかもしれません。