東京の旅、雑感が続きます・・・。
最初の目的地は秋葉原。メイド喫茶・・・じゃなくて中古のラジオ屋さん。懐かしのBCL機(短波受信用ラジオ)を多数在庫するお店で暫く目の保養(お財布事情故お買上げには至らず)。昭和のアナログ機は「オーラ」が違います!
そしてそのまま歩いて御徒町、上野方面へ移動。上野と言えば・・・言わずと知れたアメ横!その日も大勢の人でごった返していました。その途中から気が付いていたのですが空気の匂いが徐々に変わってきました。所謂、アジアの繁華街独特の匂い強くなるのです。それもその筈。アメ横一帯には多くのアジア系飲食店が軒を連ねています。中華系、コリアン系、トルコ系・・・。その店々が発する匂いに旅心が揺さぶられました。中でも中華系の勢いはハンパではありません。お店の方々も本場の方ならば、お客さんの多くも中国人。オーダーのやり取りをするネイティブ中国語がビシバシ聞こえてきます。香港や上海の裏通りを歩いているのと錯覚しそう。ここは何処?って感じでした。
食品を扱う地階に降りてもその勢いは変わりません。明らかに日本人経営ではない食品店が並んでいます。中国本土のスーパーマーケットと変わらない品揃え。あれこれ買い求めたくなりますが、荷物を持っての移動が大嫌いなので我慢。こちらも目の保養のみ。
中華街・・・。この言葉から一般的に連想するのは横浜、神戸、長崎・・・。しかし今や都会の路地裏の至る所にニューカマーが中心となったチャイナタウンが出来つつあるのでしょう。近い将来、日本国内の経済その他の分野で彼らが更に大きな存在感を発揮するのは間違いないと思われます。その時、日本の若者たちは彼らの「パワー」と「バイタリティ」に対抗できるのかなぁ・・・。ちょっと不安を感じつつ歩いた上野界隈でした。