今回の上京、最大の目的は・・・。
こちらの店で麻婆豆腐を食すこと。
今や日本でも麻婆豆腐を料理を知らない、食べたことがないって方はいないと思われます。世界中のCHINESE RESTAURANTでも定番のメニューでしょう。
この料理、発祥は中国の四川省。清の時代、「あばたの陳婆さん」が作ってお客さんに供したのが始まりと言われています。その四川省、陳麻婆豆腐店の日本ブランチ?が首都圏を中心に数店舗展開されています。今回、私がお邪魔したのは新宿のオフィスビル地階にあるお店。他のメニューも有りますが、やはり麻婆豆腐、そして本場の担担麺。
待つことしばし。丁寧な物腰のウェイターさんがサーブしてくれた料理のお味は・・・。
辛い!でも四川本場の味に比べればマイルドに仕上げていると思われます。もちろん十分に美味しくいただきました。
四川料理。世界中で辛いと称される料理系統数々あれど、私の経験で察するに、その「King of hot!」は四川料理ではないかと思います。タイ料理や韓国料理も四川料理の麻!と辣!と比べれば左フックとボディーブロー位の差があるかな?ご興味ある方は是非、本場四川に足をお運びください。
小さな食堂から発信され世界でメジャーになった麻婆豆腐に敬礼!です。
ちなみに近年、日本も含む世界の食卓でメジャーになった料理に韓国料理が挙げられると思います。
私たちの若い頃、少なくとも・・・四半世紀前には韓国、朝鮮料理って言えば焼肉!キムチ!位しか連想できなかった筈。今や岡山の様な地方都市にも韓国料理の看板を掲げた飲食店が多く見られます。
チャプチェ、スンドゥプチゲ、サムゲタン、ビビンバ、冷麺、クッパ、サムギョプサル・・・特に韓国朝鮮に興味の無い方でも馴染みが深い料理名となったのでは?
日中韓。食文化の世界では非常に友好的な交流が出来ていると感じます。しかし、政治的な局面では??
まぁ・・・とりあえず庶民はムズカシイこと考えずに、お互いの美味しい料理を食べ、酒を酌み交わし、友をつくり、その輪を広げる。そんな「思い」を持つことが国際交流の第一歩であり、世界平和に繋がる道なのかな~って考えてます。大げさかもしれませんが