昨日、
ネット上で「飲み会に残業代はつけるべき?」って記事に対するコメントさせていただきました。私のコメントにご返答くださった方々、ありがとうございました。
昨夜、あれからも色々と考えていたのですが・・・再度雑感。
気が付けば私達も「若い」とは言えない世代となりました。色々な経験を経ながら日々を過ごしてきました。現在の風潮や思考傾向に触れると、つい「昔は・・・」と自身の若かった時代と比較してしまいがちです。時代が変われば、様々な物が変化、変体して当然。しかし、ここ四半世紀。それ以前とは比べものにならない加速度で生活習慣の変化が有った様に感じます。
我が家には3人の子ども達がいます。彼らの生活を見ても然り。
例えば・・・・テレビ。
昔は家長に主なチャンネル権限があり、子ども達は茶の間に置いてあるテレビの前で見たくもない番組にまで付き合って見さされたものです。大人の好む番組は、子供たちにとっては概ね退屈でしかない内容でした。しかし、時には自分が全く興味の無かった番組から教えられること、そして新しい関心を刺激されることも有ったように感じます。今はどうでしょう?
録画機能が充実し、テレビに内蔵されたハードディスクに撮り貯め、見たい番組を見たい時に、見たいだけ見る。CMは早送り、興味ないシーンも早送り、気に入ったシーンや歌は何度でも見る、そして聞く・・・。
例えば・・・食事。
24時間営業のスーパー、コンビニが街にあふれ、好きなものを好きな時に、好きなだけ食べられる環境が日本全国津々浦々に整備されました。私たちの住んでいる片田舎でも然り。母親が、その時、家にある食材を工夫して作った料理。好き嫌いなど言える術は無く食す。そんな時代ではないのです。
生活習慣の思考回路に偏りが出ても不思議ではありません。
時には見たくもないニュース番組を見てみる、不味いと感じる料理でも食べてみる・・・。気乗りしない上司の誘いであっても同行し話に耳を傾けてみる・・・。
そんな生活習慣が人の視野を広げ、心の寛さを作ることに繋がるのではと思います。
飲み会や付き合い・・・・。行きたいから行く。行きたくなければ行かない。何?残業代を出せ?・・・・。そんな心構えでは結局、新たな環境でも対応出来ず、人間としての成長も望めないでしょう。私に言わせれば・・・可哀そうな方々です。