昨日も地元のプロサッカーチームの試合観戦。ここのところ好調が続き、好天とも相まって観客の入りも上々。前半の10分に後藤選手が先制ゴールを決め幸先の良いスタート。結果は・・・2vs1で勝利!ランキングも7位に上昇です。
さて・・・。
ファジアーノ岡山を応援するようになって、やっと一年が過ぎた全くの初心者サポーターです。しかし年に何度も観戦に行っていると・・・
「好きな選手はおるの?」
と、よく聞かれます。
私はサッカーのプレー経験もなく、プレーの精細や詳しいフォーメーションはよく分かりません。選手のキャリヤについても全て把握しているわけでもありません。しかし私は正直好きな選手・・・というよりも好きなポジションってのがあります。それは・・・
「控えキーパー」
一昨年、広島から移籍してきた圧倒的存在感を放つJ2を代表するGK、中林選手。すべての試合でフル出場。それまでファジアーノの守護神としてチームを支えたGKは必然、控えのポジションに回らざるを得ません。
真子、椎名両選手・・・。GKは他のフィールドプレーヤーと異なり、ベンチに入れたとしてもピッチに立てるチャンス、可能性は極端に低いのが現実。今年も全試合、中林選手がフル出場。先発のキーパーが余程の怪我を負うか、失格・退場となるか・・・。しかしそのポジションの専門性故、控え一人をベンチに入るのが定石。昨日の控えは椎名選手でした。
年間を通して出場機会が全くない可能性さえある立場。それでも常に自身のコンディションをベストに保ち、厳しい練習メニューを消化し、試合ではチームのムード作りに貢献する。
プロになれた選手は学生時代から地元で「天才」と持て囃され、自身も日本を代表し世界での活躍を夢見ながら選手生活を続けてきた筈。しかし現実の厳しさ。フィジカル面はもとより並大抵の精神力では、こなせない最もタフな「ポジション」が、この控えキーパーでしょう。
次節、24日の長崎戦もGKは99.9%中林選手で決まり。しかし私はベンチ裏でウォーミングアップに励み、試合を見守る「控えキーパー」←(相手チームも含め)に心からエールを送りたいと思います。