ソウルへの旅を終えて一週間が経ちました。近年、ネットでの発信手段が普遍化し私も旅するごとに備忘録の意味も兼ね紀行文を記してきました。
回顧録・・・どのタイミングで書くのが良いのか?旅を終えた直後?数か月後?数年後?それぞれに思い出すこと、感想が異なってきそうで面白いのですが、とりあえずは少しづつ「土産話」がてら綴りたいと思います。
12月14日、朝7時。今回は実妹よ~さんが私たちの送迎役を申し出てくれました。朝7時、我が家の前で私をピックアップ。その後、ナオさん、ヒデさんのご自宅を回り空港へ。更なる一人の同行者、にゅうさんは中区のご自宅から直接空港へ。
空港前のPに車を止めカウンターへ。我々の旅、いつもなら早々にチェックインを済ませ「壮行会」を催すものの、にゅうさんが少々遅着。搭乗者も多く時間が迫り、コンビニでビールを購入し、搭乗口前で軽く「壮行会」を済ませる。そしていざ機内へ!
大韓航空748便。定刻通り空の旅へ。機体が安定した後に「軽食」のサーブ。サンドインチとおにぎり、そして「おかき」の小袋。やはり!ナッツではありませんでした(笑)。
飲み物は・・・
「ハングㇰ メッチュ チュセヨ!」ってことでもちろん韓国のビール(HITE)。
横並びに座った4人。ソウルでの行動計画?を確認しながら一時間半の空の旅。
仁川空港着後、空港内で通貨のエクスチェンジをすませA’REX空港鉄道で市内方面へ。市内中心部に入る手前の駅、コントック駅で下車。駅からほど近い市場へ移動して構内を見学した後、昼食を予定していた「オヒャンチョッパル」豚足屋さんへ。
相変わらずの繁盛ぶり。その中のテーブル席に案内され一息。チョッパルセット(大)、そしてマッコリ2本をオーダー。山盛りの豚足、モリコギ(豚の頭肉)、レバー、スンデ(はるさめや豚の血を固めた腸詰)、スンデのスープ、キムチ、野菜・・・。テーブルが一杯になったところで・・・乾杯!
日本では豚足を食べない私。でもここの豚足は本当にウマいんですよ!よく煮込んだ豚足のスライスとキムチなどを白菜で巻き頬張るのは最高です。マッコリはグラスではなく「サバル」(アルミの椀)でグイっと飲み干す・・・。この世の極楽ですな。
酒を追加すべく、アジュンマ(女性従業員)を呼ぼうとするのですが、中々気付いてくれません。横のテーブルで私で友人とソジュ(焼酎)を飲みながら豚足を食べていた地元のアジョシ(おっさん)達が我々の様子を察し、手際よく大きな声でアジュンマを呼んでくれました。
マッコリとソジュを追加注文する私たち。そのオジサン達は店員に
「奴等のスープが冷えてるだろうから、もう一度温めてやれ」
と言ってくださいました。カムサハムニダ・・・。日韓の庶民で乾杯!
食事?を終えた私達。帰り際、店員さんにお願いし、オッサンたちにソジュ(焼酎)を一本差し入れさせていただきました。それに気づいたオジサン方とお互い握手をしてお別れ。
こんなささやかな交流が旅する時間を楽しくしてくれます。そして・・・
異国からの旅人に、さりげない気配り、親切が出来る。そんなオトナになりたいものだと思いました。
ちなみに・・・ここでの会計一人あたり日本円で約1,000円!