
会計をすませ雪の舞う戸外へ。ほど近いコントック駅から地下鉄5号線に乗車。鐘路3街へ。
北の脅威、現在も終戦・・・ではなく「休戦状態」の続く南北関係。実はソウルの地下鉄、シェルターの意味も兼ねているので日本のそれと比べても随分地上深く作られています。通路やプラットホーム各所に装備されているガスマスク、非常食、ヘルメット、懐中電灯・・・。初めて訪韓された方はその物々しさに驚かれることでしょう。
反面、構内には地下商店街が形成され商業施設も充実しています。乗り換えで地下通路を歩いていると、こんなケーキを売るお店発見。食文化として犬肉を食べる民族。市場に足を向ければ、姿のまま皮を剥がれたワンコも見かけるお国柄。なんか面白いな~と思って撮影許可をいただきパチリ。笑顔の素敵な店員さんでしたが、彼女も犬肉・・・食べるのかなぁ(笑)。
そして鐘路へ・・・。観光客にとってソウルの繁華街といえば、明洞、アックジョン、イテウォンあたりが連想されがちですが、ここ鐘路(チョンノ)界隈こそが、昔から栄え続けた市民の為の繁華街だと感じます。
とりあえず駅を降りてすぐの「タプコル公園」へ。小さな公園ですが、1919年、ここから当時朝鮮の独立運動が始まった場所と言われています。入場は無料、レリーフや石塔(この謂れは勉強不足で・・・)など見学できます。
楽園洞前の広場では朝鮮伝統の野遊び舞踊「マダンノリ」が賑やかに披露されていました。ナオさんや、ニュウさんはダンサー?と記念写真を撮っていましたが、シャイな私は・・・。
そこから元来、骨董街として有名だったインサドン、古い韓屋が残るプッチョン地区を抜け、目指すは大統領官邸「青瓦台」!