青瓦台は著名な観光スポットでもある景福宮の北に位置します。しかしその道すがらの警備警護体制は想像以上に厳しいものでした。何度も目的地と理由を誰何さました。そして漸く正門の前に立つことができました。途中一度黒塗りの高級車が入って行きましたが館の主ではなかったようで(笑)
それぞれ記念写真を撮った後、歴代大統領の資料館とも言える「サランチェ」に移動。外から見ると立派ではあるものの閑散とした雰囲気。勿論、警備の方もチラホラと目に留まります。その中の一人に観覧しても良いか訊ねてみました。
返答にも笑顔はみせず(笑)入口を指示されました。
いざ館内へ。一階は主に韓国人の生活や風習を紹介するブース。衣食住様々に学ぶことが出来ます。その一角ではチマチョゴリを着た若い女性職員が。早速ヒデさんは、ツーショットでの写真を依頼、撮影していましたね。私はシャイなので(^_^;)
二階に上がると大型スクリーンに映るパク大統領が優しく?出迎えてくれます。各国要人が歴代大統領に送ったプレゼントなども展示されています。ちなみに我が国は鳩山政権時代に送った木の箱?でした。
それぞれ大統領の偉業を通して韓国の現代史と今が学べる仕組みです。
その他、お得意のデジタル技術を駆使したアトラクションも多く設置されています。ソウルへ旅された折には是非足をお運びください。オススメです。ちなみに、、、入場料は無料。この施設以外でも多くの公立博物館、資料館は無料で解放されています。何かにつけて金をふんだくる我が国も見習っていただきたい一面です。
外に出れば夕刻。寒さに震えながら徒歩で南下。ライトアップされた光化門を眺め更に南へ。地下鉄の駅を目指します。
光化門駅から東大門歴史文化公園駅へ。地上に出たところが昨年漸く完成した「デザインプラザ」。ライトアップされた巨大な異形建築の下に立つ、それはまるでSF映画の中にはいる様な気分になります。こちらも一見の価値あり!
そこから更に平和市場、廣蔵市場を歩き夕食の目的地、路地裏の名店「サメチブ」へ。夕食の主役は、、、カムジャタタン!
豚の背骨とジャガイモそしてその他野菜を独自の調味料で煮込む鍋料理。生牡蠣やゆで肉、各種キムチもサービスでいただきました。お味は一言、、、マシッソヨ!!(美味い)。
カムジャタンを食べながら食堂内を見渡してかんじた事のいくつか、、、。
店の場所から言えばそこそこ広い店内。座敷、テーブル席会わせると四人がけテーブルが15席ほどでしょうか?その各テーブル上、酒瓶の無いテーブルはありません。別に居酒屋ではなく普通の食堂。昼から食堂で飲んでいる人も珍しくない韓国。私たちの隣で食事をしていた女性四人の(女子会)でもカムジャタンを頬張りながら少なくとも焼酎6本を空けました。そして意気揚々次のステージに向かった様です。そして感心すること。それだけ飲んでいても所謂、酔っぱらいを見かけません。飲むほどに姿勢正しく乾杯している様にさえ見えます。こちらも我が国の酔客(私も含め)は見習うべき一面かと思いました。ちなみに我々はコチラで焼酎4本とビール1本で満腹ヘロヘロ。一人お会計約1500円也。