
朝のソウルの街へ出動!さて朝食は・・・と界隈をうろつくも開いてる店が中々見つからず。勿論、ファーストフード店やカフェなどは営業していますが、それではオモシロくない!ってのが我々一行の基本理念(笑)。地元密着型個人経営食堂は深夜まで営業する店は多いのですが、どうやら朝は苦手の様です。酒を供しているか否かも重要なファクター。その中、我々のお目にかなったのは・・・市内に数店舗を展開する「オモリチゲ」食堂。キムチチゲとの違いは、使っているキムチが古漬けだってこと。酸味がキツイので好みは分かれるかもしれませんが、日本では中々食せない風味だと思います。4人分のオモリチゲをオーダー、勿論おかずはサービスで。そのおかずを肴に先ずはマッコリで乾杯。朝から酒が飲める!これこそが旅の空に過ごす楽しみですね。
さて、体の代謝も上がってきたところで外へ。次の目的地は前回皆で訪ねたとき定休日で入場できなかった楽園洞地下市場。実は私、ジョニーさんと日帰りソウル旅をした際に訪問歴あり・・・ってことで一行を先導。観光ガイドにも掲載されない小さな市場。いざ地下につながる階段を下りました。
市場内で扱っているのは主に肉や魚、野菜など食品。その一角には麺類や粉食をメニューに掲げた食堂もあります。さすがに胃袋の余裕がないので、構内の見学のみ。市の中心部にありながら、このディープさ。アジアの国にいるんだ!と感じる空間です。インサドン付近を観光される折にはどうぞ足をお運びください。ちなみに・・・豚の頭や、犬の肉などもありますが興味本位の写真撮影はされない方が無難だと思います。
再び地上へ出た我々。最寄りの6号線、鐘路三街駅から地下鉄に乗りソデムン駅へ移動。そこから徒歩で目指すは・・・「独島体験館」。日中両国民で編成された我々。観光で訪れる場所として体験館が相応しいか否かは難しいところですが、「何でも見てやろう」の精神が旅のスパイスになること間違いなし。判断や意見を述べるのはその後でも遅くはない筈。
メイン通りから少し離れたビルの地下にあるその場所を漸く探し当て、入り口に立ってみると・・・「月曜日はお休みです」。私の事前調査では問題ない筈でしたが「月」の部分にシールが貼られ訂正されていたので・・・。まぁ、しょうがない、又おいで・・・って意味でしょう。入口の写真だけ撮影して南下。途中、雪に降られつつもワイワイガヤガヤと徒歩の行軍。ソウル駅で小休止。
私たちの旅、とにかく歩く場面が多いですが、皆さん私以上に健脚の持ち主なので問題なし。タクシーを使えば旅の効率はグッと向上する事、間違いないのですが可能な限り歩く「時間」を楽しみたいと考えています。街に流れる風や匂い、そして何気ない日常を感じさせる風景など知らない街は旅人を飽きさせることはありません。若い頃から予算の限られた貧乏旅行ばかりしてきたクセが未だに抜けきらないのも事実。まぁ、タクシーやリムジンを使った旅行は・・・老後の楽しみにとっておきましょう(笑)。