地元の先輩、そしてFBでもお世話になっているH氏が浜田省吾さんの名曲「もうひとつの土曜日」をシェアされていました。ホント心にしみる良い曲ですね。
私も青春時代の喜怒哀楽を浜田省吾さんの楽曲と共に過ごしてきました。その中から私の一番好きな一曲をシェアしたいと思います。
「君に会うまでは」
私がまだ20歳。ふとしたことがきっかけで一人の女性と懇意になり、お互いの時間を共有した時期がありました。
一緒に食事をしたり、部屋で夜遅くまで話し込んだり、買い物に出かけたり・・・。当初は異性と交際しているという感覚ではなく、価値観や感覚が似通っていて、一緒に過ごすのがただ「ラク」だったのかもしれません。
しかし時を重ねると、少なくとも私は彼女に対して「友情」以上の感情を抱くようになりました。年頃を考えれば自然な気持ちの変遷だと思いますが、その当時から優柔不断が服を着て歩いていたような私。所謂、「コクる」こともなくその後も良い関係が続きました。そしていつも分かれての帰り道、そして自分の部屋でこの歌を口ずさんでいたものです。
歌詞の様に、腕を組んで歩くこともなかったし、最終電車に乗り遅れたことも無かったけど、「こんな関係になれたらどんなに嬉しいだろう・・・」と彼女への想いを燃やしていたのでしょう。そして又、歌詞より引用・・・
「君に恋して気づいた 僕はまだ子供だと それとも初めて自分を 見つけたのかな?」
彼女に恋心を抱いたあの日々は自分を少し大人にしてくれたのかな?って思います。
今年、長男が二十歳になります。当時の私と同様、まだ学生の身分。付き合っている女性がいるのかな?平素から掴みどころのないヤツなので家以外での日常、学校でのキャラ等よく分かりませんが、少なくとも好意を寄せるお相手は居て然り。家では飄々とふるまっているものの、心の中には色んな渦が生まれたり消えたりしている筈。
どんな女性を慕い、どんな曲を聴いているのか・・・。父子でそんな話が出来るまでには、あとウン十年かかりそうですな(笑)。