昨夜、久しぶりに夜のウォーキングに出かけました。
妻からは「雨降りょんのに・・・アホじゃねん?」
と言われながら傘をさして出発。
東畦、妹尾駅経由、約1時間の歩行。途中、駅前ではお子様の迎え待機中の知人にバッタリ。暫しの歓談。こんな時間も楽しいものです。
生前、俳句を趣味としていた母も作句が行き詰まった時には、敢えて普段と違う環境に自分を置いて句を捻っていた様です。
普段行かないスーパーに出かけてみる。
いつも通り過ぎる場所に立ち止まってみる。
雨の中でも散歩に出かけてみる。
等々。
雨の中の歩行は普段歩きなれた道でも、はっとする様な情景を見せてくれたりもします。
車も入れない路地裏に灯る淡い街灯の光。ビニール傘を透かして見上げるマンションの滲んだ窓明かり。ラジオのスイッチはオフにして雨音をBGMに歩を進める・・・。中々に風情があるものです。アタマの中にリフレインするのは・・・そう、こんな曲・・・
Johnnie Rayの Just Walking In The Rain
家に着く頃には靴やジャケットも濡れてしまいましたが、自分だけの贅沢で芳醇な時間を過ごしたな~と思えるひと時でした。
晴れた夜、輝く星座をお供にしての散歩も良いけれど、時には雨に濡れながらの散歩も・・・確かに、悪くないですね。
Just Walking In The Rain!