今朝、通勤途中のラジオニュースより。
円安等の要因もあり外国から日本を訪れる旅行者が増え続け、今年は、のべ1,900万人の来日が予想されているそうです。確かに岡山の様な地方都市に住んでいても「外人」を目にする機会が随分増えたと感じます。
東京都などでは増え続ける外国人旅行者に伴い外国人旅行者のニーズに対応したホテル、旅館等の宿泊施設が不足している。その対策として施設内の無料WiFiの整備、トイレの洋式化、案内看板の設置などへの投資に対し、半額を援助する方針・・・とのこと。
それはそれとして私的には、もう少し角度を変えた「投資」も又、必要なのでは?と感じました。
外国人が日本を旅する際、低からぬハードルとなるのは「言語」。自由で触れ合いを感じる旅をしようとする程、日本語というフクザツこの上ないメカニズムを持つ言語と付き合うことは避けて通れません。何故なら・・・。この国では「ツール」として英語、或いは他の言語を使用できる人が諸外国に比べあまりにも少ないという現実。これも「改善」の余地ありと考えます。
例えばこんな施策はどうでしょう・・・。
社会人が語学教室等に通う費用、学習教材費の一部に助成金を出す・・・とか。勿論、その成果として英語であればTOEICや英検の合格を必要条件とすれば、学習意欲も必然的に向上する筈。当然、英語に偏重する必要はなく、その対象は幅広い言語に適応すれば良いと考えます。
まして我々は2020年、オリンピックという国際的な大イベントが開催され世界各国から「お客様」をお迎えする国民なのです。
某女性タレントではありませんが日本人は古来「おもてなし」の心を持つ民族。折角、その、おもてなしの心を持っていても「言語」という障壁でそれを伝えられないってのは何とも勿体ない。先進国と称される国となって久しい我が国。世界に対し「日本人は英語がヘタだ」というイメージを宣伝する必要も又、無いのです。
大人が率先して学習する意欲を示せば、子ども達への良い影響になると思います。子どもの学力低下云々、英語の点数の高低に一喜一憂する前に、オトナも、もう一度「学び」を始めませんか?そんな提案をしたい!と感じたニュースへの感想です。