昨夜、夕食のBGM代わりにと久しぶりに中国のラジオ放送を聞いてみた。中国の放送局は出力もデカいので局、時間帯によっては国内のAM放送と変わらないSINPOで受信できる。SINPOっていうのは・・・この世界(ラジオ愛好者)の基本用語。ご興味ある方はググってください(笑)。
放送によると・・・。
上海ディズニーランドが10日後にオープンするとのこと。試験営業は既に始まっていて、その中から問題を見つけ改善に取り組んでいる・・・とか。
それは良いとして・・・その入場料。平日370元(約6,000円)、週末繁忙期元(約8,200円)・・・。何だかんだ言われながらも中国が経済的に大きな発展をとげたと思わされる金額ですね。私達が住んでいた頃(80年代)の物価は例えば・・・ラーメン一杯30円、生ビール一杯20円、羊肉の串焼き1本4円、市内バスの運賃5~10円、近所の公園の入場料4円。ちなみに一般的な工人(労働者)の給料も5,000円くらいだったんじゃないかな?
四半世紀を経た現在、その人民が8000円を払って世界一著作権に関して口煩いネズミの遊園地に遊ぶ・・・。そしてその他にも飲食、お土産・・・。相当な出費でしょうねぇ。
「バク買い」という言葉も耳にし始めて早や久しい。国の成長とは・・・こういうことなんですかねぇ。
あの頃の中国、中国人が持っていたもの・・・何かって言われると困るけど・・・そんな何かに深く郷愁を覚えるのはエトランゼのエゴなんだろうなぁ・・・。