今年で3回目となるKBS world radio(韓国の放送局)主催の外国人韓国語スピーチコンテスト。その応募締切りが目の前に迫ってきました。優秀者は韓国への招待、研修に参加できる特典有。それは当然ムリとしても今年は一念発起!予選通過を目指し原稿作成、推敲を繰り返ました。昨夜は深夜2時までの作業、Wordでのテキスト打ち込み、3分間の応募動画も完成しました・・・が、ここから問題。
KBSのサイトでは既に応募された方々の動画を見ることが出来ます。今年も洋の東西を問わず多くの参加が寄せられています。特に今年はベトナム、インドネシアからの参加者が多い傾向。日本からも今のところ3名の女性(昨年は1名)がエントリーされています。一通り視聴しましたが正直なところ参加者のレベルの高さに驚愕しています。皆さん・・・すごい!
どんな方法でどれくらい学習すればそんなレベルで話せるのか是非教えて欲しいと感じさせる方も少なくありません。特に若い女性の発音、イントネーションなどネイティブと区別がつかない方もチラホラ。ちょっとその「土俵」に48歳の素人オッサンが割り込むのは・・・恥ずかしいと言うか失礼というか・・・。
以下、今回改めて思い知らされた現実は・・・。
語学の世界、文法や理論、ボキャブラリーはともかく、スピーキングの分野では圧倒的に女性が優秀だということ。
例えば、我が国の各語学の大家、御大と言われる大先生でも発音やリズムなどは正直・・・。大変失礼ながら某国営放送で語学番組を担当している大先生(男性)より今回のコンテストに参加している女子大学生の方が、よほど流暢に、ナチュラル(←これ重要)に話されています。これは少なくとも私の経験上、他言語でも共通していると感じています。
男女の力量差。それは何故かと私なりの考察・・・。
昔むかしの、その昔。少なからずの民族、コミュニティーの中で「女性」とは略奪の対象でもありました。古く中国大陸に割拠した国々そして我が国でも貢物の一種、政略の為の道具として「利用」されていたことも事実。いつ、どこへ行くのか、誰に奪われるのか・・・。その立場上、新しい環境への対応力も求められた筈。言語もそのひとつ。苦しみや悲しさの中で培われた、そんな生きる為でもある言語習得へのDNAが今も尚、世界の女性たちのゲノムに深く組み込まれているのでは?と感じます。
あまり大きな声で言うとある種の団体からお叱りを受けそうですが・・・。
締切りは今月28日・・・応募するか否か・・・今しばらくの思案です。