たまらなく好きな歌ってのがある。
いつも聴いてるわけではないけど、時々無性に聴きたくなる・・・そんな歌、ありますよね。
インターネットの普及でCDやデバイスに音源を保存していなくても、動画サイトなどにアクセスすればすぐに聞くことが出来る時代。その趣味嗜好には国境はありません。
愛してやまない自身の「愛聴歌」のひとつ。区麗情さんと浜田省吾さんがデュエットした曲「LOVE LETTER」。
人は一生の間、どれくらいの「LOVE LETTER」を書くのでしょう。今の若者たちは、デジタルでの意思疎通のみで完結し、生涯、紙の上にラブレターを書かないって人もいるかもしれなません。なんと勿体ないことか。因みに私は・・・おそらく世間の平均よりは相当書いたと感じます。
これは交際した女性の多寡ではなく、思いの伝え方の志向、そして得手不得手の違いでしょう。口に出して言葉で伝えるよりは、その人を想い書く文字に正直な思いを込められた様に思います・・・あの頃の私は。
考えてみれば平均寿命が80年を超えようが、ラブレターを書ける時って、人生のほんのひと時。誰しも生涯の中に「黄金時代」と呼べる時代があった筈。ラブレターを書ける年頃ってのも、その「黄金時代」なのかな?って思います。
私自身もう、書くことも無いラブレター。しかし特定の誰か・・・ではなくても曲中の歌詞の様に
「まっすぐ人を 愛せた日々に 差し出す・・・」つもりで何か書いてみるのも良いかもしれない。秋の夜長に・・・。