年度末・・・。日本では色んな事象が節目を迎えます。
我が家の長女も今日は広島へ出張。研修が始まる新入社員へ「先輩」の立場から色々とお話をするらしい・・・おいおい、大丈夫かよ・・・と心配しながら朝のお見送り(+_+)。
NHKの語学講座も今日が最終日。「まいにちハングル」最後の授業の教材は韓国の詩人ユン・ドンジュ氏の遺作「서시」でした。
講師を担当されていた、チャン・ウニョン先生の解説、朗読。テキストも買わず通勤時にラジオで「受講」していたのみの生徒?でしたが心に残る「最後の授業」でした。この詩は先生への恩返しのつもりで暗唱、愛唱したいと思っています。
語学のみではなく、プログラムを通して韓国朝鮮の文化や芸術、そして生活習慣なども学び、そしてその分野をより深く探究する機会を与えてもらったように感じています。
先生以下、番組スタッフの皆様に心から感謝いたします。
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서시
죽는 날까지 하늘을 우르러
한점 부끄럼이 없기를,
잎새에 이는 바람에도
나는 괴로워했다.
별을 노래하는 마음으로
모든 죽어가는것을 사랑해야지
그리고 나한테 주어진 길을
걸어가야겠다.
오늘밤에도 별이 바람에 스치운다.
私なりの翻訳を付け加えます・・・。
死にゆく日まで 空を仰ぎ
一点の恥ずかしさも残さないように
木の葉を揺らす風さえ悲しく感じる僕・・・
星を歌う心で
死に向かう全ての人を愛さねば・・・
そして私に与えられた道を
歩んでゆかねば・・・。
今宵の空も風の中、星が輝いている・・・
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