今朝も遠回り、約一時間かけての徒歩出勤。
途中、実家にほど近いお寺の境内を通過した際、花まつりの案内ポスターを目にしました。
花まつり・・・とは、お釈迦様の誕生を祝う日です。
日本では、クリスマスのみならず、近年は、ハロウィンだの、イースターなどキリスト教に関連した行事が定着しはじめました。私の交友関係の中には、クリスチャンを自称される方は少数派。しかし年中行事の中でクリスマスを意識しない方も又、圧倒的少数派でしょう。
いつもお世話になっている友人のお母さん。天理教の熱心な信者さんですが、近所の寺社仏閣にもフツーに足を運び、境内の清掃活動等にも自主的に参加されています。
一部の方を除けば日本人の宗教感覚というのは、平均的に良くも悪くも随分「独自性」を持ったものであると感じざるを得ません。勿論、私自身も含め。
かつて保育園児だった頃。花まつりには、保育士さんの引率で、友だちと手を取り合い、「甘茶」と花を供えに行ったものです。もうあれから40年以上経ちますが、今朝、境内で準備していた飾り台?は当時の記憶そのままでした。
因みに・・・韓国ではクリスマス、釈迦の誕生日は共に国民の祝日で公休日。どちらが良いとか悪いとかではなく、無意識に佇み流される日常に於いては生活や文化が「西洋」的なものに偏重しがち。アジアで生まれ、アジアで生きている私達。宗教以外でも今少しアジアの文化を意識しながら生活すると意外に新鮮な発見があるかも・・・ですよ。