ベトナム出身女児死体遺棄事件に関し、近所に住む46歳の男が逮捕された・・・との報道に触れました。日本の警察に深く信頼を寄せる私としては、すぐに「逮捕」という結果を勝ち取ると信じていましたが、かと言って失われた命が戻ってくることはありません。親御さんの心中、そして逮捕された男の子どもたちの運命を想うと犯人の犯した罪の重さ、深さに強い憤りを覚えます。
ネットや新聞報道を照らし合わせ自分なりに犯人の人物像を描いてみると・・・。
年齢46歳。自身の所有するマンション(相続物件でしょうね)の一室に住い、子どもと同居。職業は不動産賃貸業って自称するってことは、所謂、汗水流した労働で食ってないってことでしょ?40代やそこらでカネや時間に余裕があったら、まぁロクなこと考えないのがニンゲンの性。溢れかえる悪しき情報によってエキセントリックに増幅された欲望や願望が事件の引き金かと想像されます。
そしてその人物、小学校PTAの現会長だったというから驚き・・・というか何と言うか。かつて同役職を経験した私的にとって何ともやりきれない気持ちです。
確かに同役職にあれば、活動を通して多くの子ども達とも触れ合い、一般の保護者さん以上に多くの子ども達と顔見知りになれます。それが「やりがい」ということなのですが。
昨今、PTAの組織や活動自体が良い旗色の下にあるとは言えない現状。その中で起きた今回の事件。これを機会に組織の廃止や男性会長への偏見などが助長されることも懸念されます。個人的にはPTA肯定派の私。その点については過剰な反応とならないことを願うのですが果たして・・・。
まぁ、とにかく。我々の世代は日々時間に追われ、カネに追われ、育児に追われ、心身共、疲れ果てて一日終わる。今日も明日も明後日も・・・その位がちょうど良いのでしょう。
リンちゃんの幼い御霊に合掌・・・。