映画は好き・・・だけど、劇場まで足を運ぶ時間は無いので近年は専らネットでの鑑賞がメインになりました。
現在、Gyaoで無料配信中の「チルソクの夏」2004年公開。下関とプサン・・・。玄界灘を挟んだ日韓高校生の恋と友情を描いた青春映画です。見始めるとハマってしまい結局ラストまで・・・その後も余韻にひたりながら少々睡眠不足の朝を迎えることとなりました。
時代背景は1970年代。「韓流」という言葉も存在しなかった時代。両国の一般国民にとって、正に「近くて遠い国」だった「あの頃」のお話です。
淡い恋が芽生えても、メールもネットも無い時代。一年に一度会えるチャンスを待ち焦がれながら交わす文通。そう、あの頃は若者同士、愛の火を灯し続けんが為に今よりも更にエネルギーと誠意が必要だった様に思います。
その少し後に「青春」と称される時代を生きた我々アラフィフ世代。しかしデジタルツールに依存しない恋愛を経験したこと、今思えば本当に幸せだったと感じます。勿論4半世紀以上「恋愛」の渦に巻かれ得ない身故、エラそうなことは言えませんけどね(笑)。
オジサンもオバサンもたまにはこんな映画を見ながら胸を熱くするのも・・・エエと思います!(^^)!「チルソクの夏」お勧めです。
因みに韓国に於いては玄界灘が玄海灘(ヒョネタン)、朝鮮民主主義人民共和国は「北朝鮮」にあらず北韓(プッカン)が正式呼称。韓国にご旅行される際にはくれぐれもご注意を(笑)。