文庫本の巻末にある所謂刊末の辞・・・。気になったので改めて何社かのものを読ませていただきました。感想は・・・なんというか・・・何も言えねぇ・・・レベルの名文、そして「創」たる者の志の崇高さに胸を打たれました。
個人的には・・・講談社、角川両文庫のものが特にお気に入り。
昨今、出版社の採算という観点からも図書館で文庫本を貸し出すことについての是非が論ぜられています。出版社としての「志」を汲めば、その論に深く同感。以後、文庫本については小遣いの範囲で「新品」を購入することとします。
秋の夜長。時にはスマホを遠ざけて、本のページをめくるのもよろしいかと。そして文庫本をお手に取られた際には是非、最後のページ付近もお探りください。