今日は当地の市立中学卒業式。
店の前の坂道を少し登れば、祖父や私そして子ども達三人にとって母校である中学校がすぐに見えてきます。
卒業式のこと・・・。皆さん覚えてますか?
因みに私が覚えているのは感極まって涙を流した小学校と、高校卒業後に進学した職業訓練校の卒業式のみ。残念ながら中学校、高校とも卒業式の光景が全く頭に浮かんできません。恐らく来賓や校長の祝辞などそっちのけで「解散」の時を今か今かと待ちわび、すぐ帰路に就いたんでしょうね。別に学校嫌いだったワケでもなく、どちらかと言えば学校で過ごす「時間」は好きだった筈なのに不思議です。
然し、子どもを持ち、「親」という立場になってからの記憶は随分鮮明です。
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三人の子ども達、全ての「節目」に立ち会えた訳でもなく、むしろその逆。長男の小学校卒園式。長女と次女の中学卒業、そして次女の保育園卒園のみ。そう言えば入学式ってのは、新入生の父兄ではなくPTA役員として参加したのみとなりました。
ということは、卒業式とは、親の節目という色合いが濃いのかもしれませんね。そしてもう一点思い当たることが・・・。
他の市町村は存じませんが、岡山市の場合、昔から卒業式の数日後に公立高校の一般入試合否が発表されます。私たちの頃も同様でした。当地においては公立高校を第一志望とする生徒が多いのが現状。彼ら彼女ら15歳の子ども達の心は卒業よりも、その結果であり進路が気になっているのではないでしょうか?どうせ数日後には合否に関わらず再度登校せねばならず、「卒業」って言われても・・・。そこのところ何とかならないものですかねぇ?先生方。
何はともあれ、それぞれの青春。次のステージへと人生の駒を進める若人諸君に幸多かれ!と願っています。
そして今日の午後から、オカエキの東口では毎年恒例の「集会」が行われるんでしょうねぇ・・・(笑)