現在改修工事中の地元の神社。
工事が始まって以来、ご無沙汰しておりましたが、今朝久しぶりに鳥居をくぐってみました。
朽ちかけていた部材が新しくなり境内は新しい木材の匂いが漂っていました。
入り口付近の掲示板・・・。戦中、出征前に地元の人々が奉納した写真が本殿内に保管されているとのこと。無事の帰還を願い祈り撮影された一枚である筈。概ねは氏名も分かっているので恐らくは血縁者の元に戻ると思われるのですが、写真に写された本人は再び、祖国の土を踏むことができたのでしょうか・・・。
終戦から70年以上経ち、戦争の記憶を留められる方の多くは鬼籍に入られ、記録も同じく風化されつつあります。
写真に写っている「軍人」は、当家の子ども達と同じ年頃の青年。時代が違えば息子も同じく・・・と思うと胸が痛みます。
政も官もそして民も・・・いろいろあるけど「平和」である、というこの現実に感謝しつつ今朝も作業開始!です。
