今朝の朝刊より・・・。
日系ホテルが韓国に続々とオープンしているらしい。
韓国を訪れる旅行者は昨年に比べ約20%増。これからも安定した需要が見込めることからの経営戦略でしょう。
しかし、浴室に洗い場はまぁ、良しとして「全従業員日本語OK」?いや、言葉や文化の違いで生ずる面倒を避けたいのなら、自国内の旅を楽しめば良いんじゃないの?って思いますけどねぇ。どうなんじゃろ。
その宿に投宿する利用者も大半が日本人となる筈。そして日本語対応できる従業員から日本流のサービス提供を受ける・・・。なんか、そんな旅には食指は動かないなぁ。ま、所謂「価値観」の問題でしょうけど。
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Travelの語源はTroubleであるのは周知のこと。ある程度の不便やら不都合が生じてこそ旅の味が深まるのだと思います。その不便等を回避せんとして、事前に文化やら言語を「予習」する時間も楽しいものだし、帰国後、不都合だったことも心の中で良い思い出として昇華できる力が「旅」にはある筈なんですけどね。
日本語堪能なガイドさん、添乗員さんに引率され、日本語が通じるお店でショッピングを楽しみ、日本語で対応してくれるホテルに投宿し、日本人同士で交流する・・・。その旅が旅人に残す印象とは?
「韓国はどこに行っても日本語が通じるんよ」
などと誤解される方が、さらに増えるのではと懸念。
まさか、そんなワケないじゃん。一般的に中学高校と6年間も英語に取り組んでいる某島国の英語力さえ、随分とアヤシイものですから(笑)。
まぁ、それぞれ人の価値観ですが、他国を旅するなら、旅を「させてもらう」という有る種の謙虚さって大事なんじゃないかなぁ・・・と思いながら。
まぁ、今後韓国へ出向くことがあったとしても、日系ホテルへの投宿は・・・ご遠慮いたします。