朝の朝刊より・・・
香港と中国広州を結ぶ高速鉄道が開通し、最速47分で結ばれることとなったそうです。中国側国境の街、深圳までは僅か14分!これはウチの最寄駅から岡山駅までより速いかも・・・のレベルですね。北京までの最速も何と!8時間56分!!
時代の変化、そして中国の発展には驚かされます。
広大な国土を持つ中国。昔から鉄道網は整備されており、何日間も走る国内列車も多く走っていました。私も留学当時は西奔東走の「足」として大変お世話になりました。
当時の記憶を辿れば・・・
... 上海→洛陽:約17時間
北京→洛陽:約12時間
西安→洛陽:約8時間
烏魯木斉→洛陽:約60時間(以上?)
上海→広州:25時間(新婚旅行時)
とにかくチョット出かけるにもかなり長い時間の乗車は必須でしたが、その時間は様々な出会いや発見も与えてくれました。
見知らぬ者同士で食べ物を分け合ったり、偶然隣り合わせた学生と夜を徹して語り合ったり、荒涼とした土地を何時間も眺め続けたり、互いの国の歌を披露しあったり・・・。
何処まで行くんだ?どこから来たんだ?どんな仕事をしているんだ?お節介に感じることもありましたが今思えば車箱内にも色濃い旅情があったものです。
便利さが連れて来るもの、そして消し去るもの。様々でしょうし、仕方のない事ですが、あの頃、大勢いた「お節介」な人々に出会えなくなるなら、中国の旅も・・・面白さ半減だろうなぁ・・