昨日からS社通信機器の利用が困難な状態となり、大小様々な不都合が発生していたそうです。まぁ、所詮ニンゲンが考えて拵えた程度のモノですから、そういうことも有るでしょう・・・てのが私の感想。因みに私も同社セカンドキャリヤのケータイユーザーです。
考えてみれば人類が長い歴史の中でデジタル通信と付き合いを始めたのは、ごく最近のこと。インターネットですら、世間一般のレベルではせいぜい30年。スマホやらタブレット云々は10年といったところでしょうか。
急激に進化したものに「スキ」が無い筈がない。まだまだ未完成であることを理解しながら、あのテのモノと「お付き合い」をしないと、ひどい目に合いますぜ。元来、アナログ人間な私は、未だ「奴ら」を信用してないですから。まぁ、あれば便利ってことは充分に認めながら、この文章も作成していますけど・・・(笑)。
私のビジネス分野でも、取引など全て電気が来て、パソコン及び周辺機器がネット接続できていることが前提のシステムで運用されています。例えば・・・
部品の注文、車両の発注、修理見積作成、市場措置への対応、自賠責保険の手
...続き・・・。まぁ全ての業務にデジタルが入り込んできました。
取引先に強いられるものは仕方ないとして、実は弊店。昨年から顧客データーの管理をアナログ方式に戻しました。情報漏えいや災害対応の意もありますが、正直、私たちの商売キャパだとムリしてパソコンで管理する必要を感じなくなったからです。当初は不便が発生するかと心配しましたが、今のところ全く問題なし。顧客名簿への書き込みも自由に出来、意に反してデーターが削除されることも有り得ません。
大きなご商売をされている方は別として、必要も無いのに電子データーで管理することに「縛られている」会社や商店も少なくないと感じます。
伝えたい事があれば手紙を書こう。会いたい人がいれば会いに行こう。そして・・・ヒマな時間が出来れば本でも読もう。酒でも飲みながら話でもしよう。その程度の速度感が本来、心地良いんじゃないかな?ニンゲンって。
「あれば便利は、無くても平気」
これくらいの余裕を持って生きることを許してもらいたいものです。