昨日、帰宅すると私の部屋がガラリと模様替えされていました。私に言わせれば「片付けマニア」の妻の仕業。よくあることですし、さして隠す物は所有しておらず別に好きなようにしてくれたらいいのですが・・・。
「こんなん有ったで!」
と差し出されたのが高校時代の生徒手帳。丁度、次女と同じ年です。
五十路を過ぎ、様々な方々との付き合いや経験を通して性格、価値観は少しずつ変化(進化か否かは別として)してきたとは感じます。然し、自分で言うのもナンですが、今に至る人生の途上、最も「いけ好かないヤツ」だったのが、この頃ではなかったか?と振り返っています。
他人がアホに見えて仕方なく、自分の価値観こそが世界の全てであり、他者はヒトとして亜流であり愚劣であると言われのない自意識過剰状態。然し現実としては学業成績振るわず、未来に対して何もビジョンを持たず、水泳選手としても地元の2流止まり・・・。まぁ、何とも「いけ好かない」野郎でした。でも、何だったんだろうなぁ、あの「思い上がり」は。それを若さと呼べば良いのかどうなのか・・・。とにかくそんないけ好かない「小生意気さ」
...が顔つきに表れてますな。
あの頃の自分に「馬鹿野郎!」と怒鳴ってやりたい気分です(笑)。
その後、あれよあれよと月日は流れ、気が付けば・・・。70歳になっても、80歳になっても同じ様な感じなのかなぁ?そうであるならば・・・人生とは何と短く儚いものよ。
とりあえず、50才の「自分」にバカ野郎!と叱りたくなれる程度には、この世で過ごし歳をとってみましょうかの。