日曜日の夕方は早めに仕事を終い、施設で暮らす叔母のお見舞いに出向きます。
人それぞれにドラマあり・・・。それなりの歳月を人として暮らしておれば、みなそれぞれのドラマを生きることとなりますが、叔母の半生も平凡、順風とは言えない日々だったと感じます。
子どもの頃から散々お世話になっていながら、中々恩返しが出来ず、体調を崩し、今は見舞いに出向き、他愛もない話をしてあげるくらいしかできません。
しかし、その話題が昔日のことに遡るほど、話し声にも「芯」が出てきます。短かった結婚生活や学生時代の思い出など・・・。懐古主義と簡単に片づけられない人の脳を刺激するsomething specialが分泌される仕組みがあるのかもしれません。
その後も娘との約束があり一時間ほどの滞在でお別れ。帰路を急ぎましたが途中で日が暮れました。...
秋の陽はつるべ落とし・・・てなことを言いますが、夕日を追いかけて走ってみると、ひしひしと実感できます。
写真はその途中、信号待ちした交差点で撮影したもの。
実際、目に映った空の色とは少し異なりますが、これはこれで夕刻の西空を切り取った一枚になりました。
「原チャリも追い抜くつるべおとしかな」byかずさん