案内が遅れました・・・。
一昨日から私たちのお店でも、キャッシュレス決済のポイント還元が始まりました。
決済会社はPayPayのみです。
私自身、この制度に関しては大きな不満と不安、そして不公平感を持っていますが、時代の流れってヤツで仕方ないんでしょうな。何より5%って結構大きいですからねぇ・・・。
例えばタイヤ交換が20,000円なら・・・1,000円還元。1,000円って言えば、一日の食費にも相当しますぞな。
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しかし、何でしょうね、この不公平感。私自身はスマホユーザーではないし、カードを利用する習慣もありません。尤も個人的に何かを購入したり消費する機会は無いのでメリットもデメリットもないのですが、使いたくても使えない人には酷い仕組みかと。
肝心なのは・・・使えない人と使わない人がイコールではないということでしょう。
そして、今はキャンペーンとやらで販売側の決済手数料が無料だったり、格安だったりしますが、これも「縄張り」の取り合いをしている間だけ。ごく近い将来、お店は数%決済手数料を差し引かれることを前提の商売を強いられます。どうすれば良いのか?そりゃ、もう、モノの値段を上げざるを得ないでしょう。或いは飲食関連ならば、気づかれないレベルで量を減らすとかも対応策かも。コストダウンなんか・・・もう限界までやり尽くしている筈です。
そのうち、この方面に「先進的」な国々の如く、子どものお小遣いもスマホからスマホへ、ってことになるでしょう。お金の有難さや存在価値を正常に理解してくれるのかも懸念されます。
決済業者にとって生き残りをかけた熾烈な戦争が始まっています。その戦いに勝ち残れば、私たちでは想像もできない巨額のカネと個人情報を握り、新しい時代の「支配者」にも成り得ます。
そのカネと情報がどのように扱われるのか?国との共有範囲は?漏えいに対するセキュリティは?
本州と四国を結ぶフェリーもいよいよ運行休止とか・・・。お世話になったフェリーの甲板にてワンカップでも飲みながら「時代の流れ」という不可解な熱量について考えてみたいものです。
因みに乗船券も「現金」で購入いたします(笑)