コロナ禍以降の数ヶ月、日曜はお店を休業しています。子ども達の進学や転勤、それに伴う引越しなど、それなりに忙しく過ごしていました。昨日は余裕が有ったので、朝からサイピアまで徒歩で出かけてみました。
平素とはタイムスケジュールや内容が異なり、間隔を空けての着席となりますが、シートに体を預けリクライニングさせてドームを見上げられることが嬉しかったです。
上映後、隣接されている図書館で開高健の中編小説一編を読了。こちらも窓が開けられ、椅子の数も減らされています。人の密度が低くいつも以上に静かで過ごしやすいのですが、利用者が席を離れる毎に消毒作業を行なっていた職員さんの姿を目にし、利用したこと自体を申し訳なくも感じました。
帰路はいつものトンネル抜けて、、、。暗くて湿っぽくて、水の流れる音が聞こえ、出口には異世界が待っているのではと錯覚さえ起こしそうな空間でしたが、照明がLEDに取り替えられて以降、随分雰囲気が変わりました。こちらのトンネル、、、隠れた「岡山名所」かもしれません。
帰宅後、ワンコを連れて池の周りを散歩。途中で長男の同級生(女子)に会い暫く立ち話。子ども時代から知っているとは言え、綺麗に成長されたお年頃の娘さんと話すのは照れくさいものですね。
写真は土手の上からの景色。水が張られた田んぼにからはカエルの鳴声も聞こえてきます。静かに、ゆっくりと休日の帳が降りてゆくのを眺めました。

