昨日の由加行、、、。午前中に用事を片付けて午後から愛車を駆って由加山へ。
日本には四国八十八ヶ所霊場を筆頭にその規模を変えた多くの霊場巡りが存在します。西国三十三観音、小豆島八十八ヶ所、児島半島八十八ヶ所、そして由加山近郊にも「由加山村三十三観音札所巡り」と呼ばれる巡礼ルートが用意されています。
人は煩悩や後悔と共に人生の日々を送らならければならいのは、今も昔も変わりなく、その懺悔の術として神仏に手を合わせ心の平穏を求めたのでしょう。
先日来、古い参道を探るべく岡山文庫の巻「由加山」を熟読したり、インターネットで調べたりしていると、、、前記の由加山村三十三観音21番札所の横から奥迫川へ下る道が存在していた様で、昨日はその「調査」が主たる目的でした。
境内から見ると北東方向。上峠という集落を通る細い道が急カーブする辺りと目星を付けていたものの中々見つからず行ったり来たり、、、。集落はあれど人陰は見えず、さて、と往生しはじめた頃、山際の死角になった斜面に石仏を発見しました。こりゃちょっと、、、分からんわ。
そして奥迫川への道と思われる道も、、、荒れ放題。途中まで進んでみたもののギブアップ。秋以降、山の専家を同伴して再チャレンジしたいと思います。
かつて四方八方からの参道が存在し旅人が行き交った由加山界隈。主たるルートの中では日比からの参道も未踏破。三十三観音の全てを巡りたくもあり、まだ暫く由加山通いが続きそうです。