
通勤途中、こちらのお寺にお邪魔しました。
最近、地域でよく目にする題目石に興味を持っているので、こちらの石も拝ませていただこうと石段を昇りました。
入ってすぐ左側。たくさん置かれた石群の最前列に題目石が据えられています。
中央に「南無妙法蓮華経看経講施主同行拾二人」とあり右手には「元禄第拾年」の文字が読み取れました。
今まで友人宅の敷地内にあるものが私の確認した地域最古でしたが、それより更に古い!西暦で言えば1697年、327年前になりますね。岡山の歴史に照らせば後楽園が完成した年が元禄13年なので、、、。
同寺の境内には他にも宝暦、天明年間など江戸期のものが多く見られました。
地域の中ででも無人のお寺で地味な存在(失礼ながら)ですが、その歴史は相当古く地域の人々だけではなく金毘羅往来を往く旅人も脚を留め手を合わせたお寺だろうと推測しています。
そのうち地域の題目石をデーター化して「題目石巡り」のマップを作ってみたいと思ってるんですけど、、、。皆様のご近所にも有りましたら情報をお寄せくださいませ。
特にお寺以外の場所に据えられた江戸期の題目石を募集中?です(笑)