昨日のこと…。以前から気になっていた操山の萩の塚古墳に足を運んできました。
地元駅から岡山駅へ。そして路面電車に乗り込み終点の東山下車。そこからスタスタと歩いて目的地を目指しました。
奥市野球場のネット裏付近から入山。一帯は市民にとってメジャーなハイキングコースで分岐ごとに丁寧な案内板が据えられています。
私にとっては中学校の遠足以来、久しぶりの山です。頂上まで一気に登り三角点を踏んだ後、東に向って少し歩けば目的地の塚が見えてきます。
6世紀あたりに築かれ保存状態も良好な歴史的価値もさることながら大正、昭和にかけて活動した我が県を代表する奇人「家本為一」弁護士が三十年以上、季節や天候に関わらずほぼ毎朝通い続けた場所でした。その回数は何と1万回以上を数えます。
業界の先輩に同郷同姓の方がおられ、その方から氏の偉功を教わり興味を持っていました。その生涯や人生観を語るのは私ごとき凡人の筆には余るので関心ございましたらネットや図書館の資料をご参照くださいませ。
不肖私も塚の中に入らせていただき水筒に入れて持参したお茶を喫しながら暫くの時間を過ごし三勲神社跡を経由して下山しました。
帰路は大元駅まで徒歩移動し駅前のスーパーでお買い物。普通電車で帰宅しました。
近いうちに先生を真似て夜明け前の塚を訪ねてみたいと思っています。
2枚目の写真は昔日の遊郭の上を走る橋上から見る旭川。太陽が沈む準備を始める頃…。こんな時間が大好きです。