私達の齢は若いとも言えず老人とも言われず…だからこそ中年という言葉もあるのでしょうか。
近年、同世代の訃報に触れることも増えてきました。病気や怪我など一寸先は予測不可能な時間の中で生を紡ぐ生命体である以上、死は避けられないものですが、やはり本来ならば残されて不思議でない余命を全う出来なかった故人の心情を察するのは強い遺憾を覚えます。
先日も同級生の訃報が届きました
。彼とは保育園以来の付き合いだから…かれこれ40年にもなるかと。
近年は小さいながらあたかも地元の社交場の如き一軒の酒場を営み、常連にも愛されていた彼。その店のカウンターで過ごす時間に救われたオッサン方は数多いらっしゃる筈です。
昨晩、店の前まで歩いてきました。覗いてみるとカウンターの上には洗い終わった食器が並べられたました。
とりあえず合掌…。が、現実として受け入れるにはしばらく時間がかかりそうです。