昨日は予てから見たかった企画展を見学すべく電車に乗って岡山駅へ向かいました。
会場を出たのが午後四時半頃。どうしようかな〜と思ったけど、徒歩での帰宅を選択しました。
どうせなら…てか毎度のことながら金毘羅往来を辿るルートを辿りました。
大供の裏通りを南に進んで行くと左手に石門別神社が見えます。石門別と書いて「イワトワケ」と読みます。日本語ってホンマに難しいですよね。
裏通りと書きましたが本来はこちらが本通り。所在地住所も大供表町!ですので念の為😁
入口の常夜燈一対も天明年間の物ですが拝殿前の一対は寛延年間製!約270年の永きに渡って地元の方々の人生を見つめ、往来繁しき時代には旅人の姿を見送り…。そしてこれからもこの地で末永く我々の見ることの出来ない未来と向き合われるのでしょう。
その昔、人生わずか五十年…と言われました。生まれた時代が異なれば私も既に鬼籍にはいっていても不思議ではない齢。高度な医療の下に生かされている今の時代でも世に棲む歳月は80年といったところ。
不敬ながら石に手を当ててみました。この常夜燈を寄進した人や石工さんはどんな未来を想像してたのでしょうか。
そんなことを考えながら21世紀の旅人は今宵の宿場(自宅)を目指しました。