昨日も朝はレッスンに出席。いつも通りの時間に起きれば歩いて教室に向かっても間に合います。路地を抜け道にしながらの小さな旅は徒歩ならではの自分時間てす。
途中、こちらの公園にも立ち寄ってみました…。
幼い頃は病弱とまで言えないまでも、病院にかかることが結構ありました。耳鼻科、皮膚科、眼科、内科…。その頃にしては珍しく自動車の運転免許を持っていた母は私を市中心部の病院まで連れて行ってくれることが多かった様に思います。
診察を終えてその帰路、時々裏通りにあるこの公園に立ち寄りました。ベンチに腰掛け自販機で買ったジュースを分けて飲みながら時間を過した記憶があります。
失礼ながら何の変哲もない小さな公園。しかし自営の商売を遣り繰りしながら母として、妻としての役目に振り回されていた当時の彼女にとっては束の間、息抜きの出来る心地よい居場所であり時間だったのでしょう。
子供にとって脳裏に奥深く刻まれるのは、遊園地とかデパートとかレストランとか特別なお出かけではなく案外、こんな何気ない時間や場所で過した情景、交わした会話なのかもしれません。
生きていれば今月で80歳の誕生日を迎えます。もう何をしてあげることも出来ないけど共に過した日々を時々思い出してあげるのも供養なのかな?って感じます。