同里に着いたのが昼前。画像は町並み保存地区?入り口の門前です。
早速食事を摂るため、これ又、庶民的な食堂へ入りました。
注文したのは、水餃子とショウロンポウ。雪も混じった冷たい雨が
降って気温は低かったのですが、折角だからと?ビールを注文。
どうやら店には座一個が切れていたらしく近所から調達してきてくれました。
そしてそのビールを何と!店のオヤジが当たり前のように、ドンブリに注ぎ分け
てくれました。食事とビールで一人約10元(150円)
かつて80年代後半の中国で同じような経験をしたことがありますが
私もちょっとビックリ。まして初訪中の、け~ちゃんは唖然・・でした。
中国のビールといえば、青島・・と連想される方が多いと思いますが
中国では行く先々で様々な地ビール?が楽しめます。各地方それぞれ
にビール工場があるようでその全貌はとても把握できないでしょう。
今回の旅でも様々なブランドのビールを楽しみました。テイストも私の中では
概ね合格!です。皆様も中国に行かれたら色々なビールを注文してみてくださいね。
ちなみにビールは中国語で啤酒(ぴーじゅう)と言います。
口が卑しくなる酒・・・中々良い得て妙・・ではありませんか?
そして街中を観光。歴史ある街だけに偉人の旧宅なども沢山あり
狭い町ではあっても全部は見て回れませんでした。しかし、名所旧跡
よりもそこに暮らす人々の生活を垣間見ることが出来たのが印象に
残りました。不十分な案内や、ごみの散らかった路地裏など・・・・
観光地としては、まだまだ整備も不十分であるのでしょうが
だからこそ心に響く風景、人とのふれあいがあるように思います。
その辺りは旅行者のエゴなのかもしれませんね。
町について詳しいことは
コチラからでも・・・。
沢山の旧宅、庭園を見て回りましたが、正直一番印象深かったのは
町外れにある”中国性文化博物館”でした(二人とも)
何でも、中国でも非常に珍しい性に関する資料をかなりのキャパで展示
しています。その内容もさておき、その場所がかつて、同地の女学校跡地
であること、さらに、あの!中国でこのような施設を公に公開する時代に
なったことに驚きを隠せませんでした。皆様も同地に旅された際には
是非ご観覧ください。入り組んだ場所にあり、ちょっと場所が分かりづらい
ですが、一見の価値ありです。
バスの集合時間はPM5:30、まだ時間が余ったので近所の小さな店や
超級市場(スーパーマーケット)を見て回る。正直、かなり寒かったので
寒さ凌ぎに店をハシゴしていた面もあるのですが。
その中、一軒の事務用品屋さんにて。従業員の方と仲良くなり、記念に
一本、万年筆を購入しました。これが今回の旅で唯一、自分へのお土産
となりました。28元(420円)
中国の万年筆はスポイド式が一般的です。インク壷さえあれば
カートリッジは不要です。日本と比べ遥かに普遍的な
筆記用具なので、安くて良いものが手に入ります。こちらも中国へ行かれた
際には是非どうぞ。英雄というブランドが最も人気のようです。
そして陽が落ちた道を上海へ帰る・・・。何か違和感あるなあ・・と思っていたら
ようやく気がつきました。バスの室内照明が点いていないんですね。
真っ暗な車中から、道の脇に点在する集落を見ながらの道中。
家々からは団欒の灯りが漏れていました。
こちらは共に旅した?バス&入場チケット君です。