今日は上海市内を観光、散策する予定。昨日の寝不足を解消すべく
朝はゆっくり寝てから行動開始!の筈が、やっぱり早く目がさめてしまう
のです。私などは5時ごろには起き出し、ホテルのカーテンを開ける。
勿論、街はまだ静か。でもすでにバスも走っているし、自転車やバイクで
出勤される方もちらほら・・。昨夜、飲み残した中国酒を一口飲んで
部屋を出る。そして出入り口のドアマンに挨拶、しばし立ち話。
私たちの止まった銀波大酒店、フロントの従業員さんは、あまり
印象よく有りませんでしたが(中国では一般的)ドアマンのおじさん方
は皆、非常に気さくで親切でした。旅行のアドバイスをしてくれたり
不明なことを問い合わせてくれたり・・。とても好印象です。
しかしこの日も相当寒い。雨が降っていないだけ良しとしよう。
日本でもこの時間帯、市街地を歩くことはほとんど無いでしょう。
半分、眠った静かな街が、ほの暗い街頭に照らし出される。日本の
白い街灯と異なり、黄色いようなオレンジのような、ぼんやりした
明かり・・・。
今も、そして私が初めて訪れた80年代も、この街のこの時間は
同じ顔、同じ色でした。
近所をぐるっと回って部屋に帰りましたが、け~ちゃんはまだ眠った
まま。初めての土地で少しお疲れの様子。そのままで私はベッドサイドの
電灯を点けガイドブックを読む・・・。ある程度、旅の前に計画は
立ててあるものの、具体的な行動は行き当たりばったり。
市街地図でバスや地下鉄のの路線を確認したり・・。これも楽しい
時間です。しかし、バス路線は地図が当てにならないところもあり
実際にはバス停の停車順で確認するか、地元の方に教えてもらう方が
確実です。このあたりも日々変貌する上海の街を表しているのかも
しれません。
8時ごろ、け~ちゃんが起きたので、準備をして街に出る。
朝飯は、先ほどの散歩で目安をつけていた食堂?にて。
ホテルの北、武漢路の周囲には小さな食堂がいくつもあります。
私たちが入ったのもその中の一軒。半ば屋台のような食堂です
が、面関係のメニューは豊富でした。我々は”刀削面”を注文。
こちらの面は、練り上げて、まだ伸ばしていない面を刃物で
削りながらお湯の中に入れて作ります。一杯4元(60円)
中国では少なからずの場合、面を注文するときには面の量も
オーダーします。一般的には3両(150g)、4両(200g)という
感じです。私たちは4両を注文。満腹!です。
さあ行動開始!