先ずは、路線バスで外灘の南端、十六浦まで行きました。
バスの番号は残念ながら記憶に定かでありません。
十六浦は今も昔も浦東への渡船が発着するところ。丁度船が
着いた様で、浦西へ出勤してきた人たちが・・・。
そこからは豫園まで徒歩。途中の雑誌屋で地元のバイク雑誌を購入する。
ご興味ある方はお店に置いていますので閲覧下さい。
その道中はかなり刺激的でした。私たちのホテルのロケも随分
下町の雰囲気でしたが、この辺りは、おそらく半世紀以上前から
の町並みでしょう。しかも粗末な(失礼)造りの軒が低い家並み
で、その軒下で食べ物を売ったり、洗濯をしていたり。入り組んだ
路地を挟んで建つ家々は玄関も開けたままの家が多いので、中の
生活の様子も垣間見えました。アジアテイストの濃いエリアです。
観光バスを仕立てて近くまで乗りつけたのでは決して見えなかった
風景、出会えなかった人々。
このような場所こそ、ちょっと写真を撮ることが憚られそうなので
・・・。散策することに全く不安は感じませんがカメラを構える勇気は
ありませんでした。
そして、豫園商場到着。豫園の近辺だけは別世界のごとく整備され
ショッピングアーケード的な施設に変貌していました。
商場の中心、茶館としても有名な湖心亭の前は、周りの雰囲気と
何ともアンバランスなデコレーション。
そしていざ、豫園に入場・・・。