豫園の中は今も昔も変わりなし。中国を代表する庭園には、国内外から
沢山の人が訪れていました。その豪勢な庭園、建築物からは、清朝時代の
中国の富豪の勢力が感じられます。
そして意外だったのは、どこを見学、見物しても、その入場料金が
一律であったこと。これは当然のことのようで実は当然では無かった中国。
私の知っている中国は以前、各種料金が自国民、そして外国人で区別
されていました。ホテルの宿泊料金に始まり、列車乗車料金、飛行機の
チケット、各施設への入場料・・・・。かつて、この豫園入り口のチケッ
ト売り場にも、二通りの値段が掲げられていました。それが今は一律
30元(450円)。私たちにはさして負担でない金額でも、平均的或いは
それ以下の所得水準の中国人民にとってはかなり高価な入場料なのでは?
と感じました。あまり安いと入場者が増えすぎることが容易に想像できるので
入場者数を規制する意味もあるのかもしれませんね。
豫園の中には主に外国人旅行者を対象とした茶室があり、私たちも
誘われるまま、お茶をご馳走になりました。各種のお茶を淹れてくれる
小姐と、日本語の達者な解説者某氏。30分ほどかけて数種類のお茶を
いただきました。「よろしければお土産に、お求め下さい・・」と言われ
るも結局、2人とも何も買わず。さして高価でもなかったのですが、本日
これから先の日程も徒歩が多い私たち。荷物が増えるのも嫌なので・・。
ちょっと悪かったかな?
しかし、詳しく解説くださり、中国茶の奥の深さを感じました。こちらの
茶室にも是非足を運ばれることをお勧めします。バックに余裕があれば
買ってあげてください(^0^)
それから豫園周辺の路地を散策し、太い道に出たところでタクシーを
停めました。そして次なる目的地”中共一大会跡”へ向かう・・(つづく)